レポートしようと思っていてできずにおりましたが、
だいぶ気温も下がり、しかも雨ということで頑張ってレポートします。
余一氏の実家の母屋の二階屋根のヒサシ。
その辺りに何とも言えない異物感が。
意を決して近付きます。
このフォルム、間違いありません。
この日は雨だったので活動も落ち着いているようです。
2週間前にトライしたときはここからブーンと出動してきたので即退散。
下には無惨に落下してしまったハチの子たち。
巣穴は下に向いて空いていないのに、何故だろうと調べてみると、
スズメバチは秋口になると、ハチの子を外に捨てるそうです。
子供たちに対して働き蜂が少なくなり、餌不足になると強行するとのこと。
さすが肉食生物、掟が厳しいですね。
日当りの良い南向き、そして雨が当たらない場所をしっかりチョイス。
真ん中にある小さな穴から出入りします。
スズメバチ、女王蜂以外はほとんど冬を越せずに死に絶え、
生き残る女王蜂はすでにどこかへ旅立ち冬眠モードになっているはず。
つまり、完全な冬がくれば撤去もできるということですね。
それにしてもこの巣、かなりデカくてバスケットボール2個分くらい。
一体どれほどの数の蜂が暮らしていたことでしょうか。
田村家の皆さん、よく無事でございました。
スズメバチはね、かなり認識能力が高くて、
人の顔をちゃんと認識するらしい。
その家の主たちの顔はしっかり覚えて、
何もしなければ危害を加えたりしてこないんだってさ。
すごいよね、他生物との近所付き合いをわきまえてるんだ。
女王蜂の交尾時期になれば群れ全体がピリピリしてくるから、
そういうときはもちろん注意が必要だけどね。
そこは女王を中心とした軍隊組織。
姿かたち、生き方は違えども、ちゃんとした営みがある。
改めて自然ってスゴいと思う。
と余一氏は大層自慢げに語っておりました。
こういう人は一度ガツンと刺された方がいいと思います。
今日は殺伐とした記事になってしまいました。
こないだyamaanに季節外れのマーガレットが一輪咲いてましたので、
そちらで何とか相殺して頂ければと思います。