
たまには庭を散歩しましょう。
するとアスパラを発見。
家庭菜園の一角、明らかに畑ではない所に生えています。
余一氏の母親の良子さんにお話を伺ったところ、
「勝手に生えた」とのことでした。
たしかに見回してみるとあちこちにアスパラが。
軒先や小屋の脇にコッソリ伸びています。
野菜ってのは畑でのみ育つわけじゃないんだよね。
あるとき、たまたま食える草を見つけた。
そしてそれを見つけた奴はきっとこう考えたわけだ。
「これの生育を俺が管理できたらたくさん収穫できる」
んで畑が誕生するんだけど人間ってのは欲が出る。
「もっと収穫できるように肥料を撒こう、いやちょっと待てよ、
虫や病気もつくから農薬も必要だ、この草は金になるしね」
んでもって今日の農業があるんだろうね。
気が付けば野菜は育っているんじゃなくて育てられてる。
まるで現代の子供たちみたいだなぁ。
と余一氏は大層なことをおっしゃっていました。
よぉし、俺は今の農業シーンに風穴を開けるぞ。
一体、余一氏は何をおっ始めようとしているのでしょうか。
頼みますから余計な冒険はしないで下さい。