20091130

余一氏疲れきって語る

新たなWEB制作を終えた余一氏は疲労困憊のご様子。
何気に呼び出されて彼の部屋へ行くと、
枕に頭をうずめてゴロゴロしていました。

ちょっとした廃人です。

そして不意にこんな質問をぶつけられました。

太田くん、キミは「夢でメシが食える」と思うかい。

私がドギマギしていると再び、

あのね眠ってるときに、
ゴハン食べてる夢を見るってことじゃない。

「ああいうふうになりたい、こうなってやるぜ」

っていう方の夢ね。

うーん、どうでしょう。その思いだけでは稼げませんよね。

その通り、確かにそうだよね。
でもねー、夢にしがみついてなければさ、
落ちて死んじまうんじゃないか、って思うんだよね。

落ちちゃってもまた登れば飛べるチャンスはある。
でも諦めちゃったら飛ぶのやめてウロウロ歩くしかない。
歩いてゴハン探すしかない。
でもそこを我慢して飛んだ日にゃ、空飛んでゴハン食える。

余一氏はどちらでしょうか。

馬鹿野郎。
夢にしがみついてる状態だよ。
たまにフラッと落ちそうになるけど…

イイ写真があるんだ。
松の剪定してるときに見つけたんだ。

そう言って一枚の写真。

これは田村家の庭でよく見られるセミの抜け殻ですね。
以前に特集しました。

いいよなぁ、コイツ。
鳥に食われるリスクを承知で必死で木に登ってさ。
グーってしがみついて飛んでいったわけ。

ふ化した彼は夏の暑い日差しの中、
ミーン、ミーンって一生を謳歌しましたとさ。
…俺もこうなろう。

たしかに何か説得力があるような気もしますが、
セミは一週間の命…
余一氏、それではすぐ死んでしまうじゃないですか。

いやいや、それが「本望」ってもんだよ。

今日の余一氏は枕に頭をうずめてるくせに、
なぜか正反対の渋い人生のことを語っていました。