今日はえんぶりについてちょっと説明をば。
えんぶりは八戸地方に伝わる民俗芸能。
およそ八百年の伝統を誇る重要無形民俗文化財です。
その年の豊作を祈願するための舞であるため、
農業に従事する余一氏には有難いものなのでございます。
昨日ご紹介の華やかな烏帽子をかぶった太夫の独特の舞。
そのえんぶり摺りの合間には子供たちによる祝福芸もあるのです。
それがコチラ。
子供たちの舞がえんぶりをより一層賑やかなものにしてくれます。
扇子を持って踊る「松の舞」というもの。
余一氏いわく、
綺麗に手入れをされた松の枝葉は扇子のような形になるんだよね。
日本文化は風流だなぁってつくづく感じるよ。
他には鯛を釣る様子が滑稽な「恵比寿舞」や、
和風タンバリンのような銭太鼓で踊る「えんこえんこ」があります。
金色に輝く烏帽子はとても美しいですね。
様子を見守る代表親方のトモハルさん。(20080825参照)
期間中は余一氏が大変お世話になりました。
誠にありがとうございました。
実はこの日の夜がまた面白いらしいのですがそちらは次回に。