変なカタチの鉄板にキュキューンと穴を開けていましたが、
どうやらコレを作っていたようです。
小屋を片付けていたとき、ホコリの中から出てきた二股の鉄板…
それがこの木の看板を支えています。
この鉄の板は昔々、田村家で使っていた農機具の成れの果て。
トラクターが無い時代、人々は牛を引いて田んぼを耕しました。
そのとき牛に引かせた鉄の板がこれです。
錆びてはいますが、重厚な鉄板が2枚組み合わせてあります。
パタンと折りたたみも可能です。
確かに大事にしまっておくのもイイけど、
やっぱりモノってのは使ってナンボでしょ。
小屋のなかで錆びていくよりも、
太陽の下でぶっ壊れた方がカッコイイに決まってる。
そんなキザなことを言う余一氏が直接木板に描いた看板が、
なぜかちょっぴり優しい雰囲気をたたえているのがニクい。
しかもこの看板、取り外しも可能らしく、
今後、様々な場面で活躍しそうです。
この鉄板、もっと無いかな…
絶対もっといろんな使い道ができるって。
サビ具合も渋いよなぁ。
ほら、こうして鉄板に耳をつけると牛の鳴き声が…
いいえ、そんな年代物、モー出てくるわけがありません。
…お後がよろしいようで。