20140129

美しい廃材

よくもうまぁ、こう飽きずに毎日作業が続くものです。
この日は囲炉裏と畳スペース周りの仕切り部分を施行中。

ちなみにこのボードの反対側の作業は先日に終了してましたね。

この仕切りに使った長いボードは昨年の春に貰い受けたもの。
しばらく外に放置していたので塗装が剥げてしまっています。

やはりこういう部分はウマく隠さなければいけません。

余一氏、予め適当な長さに切ってきた薄板を物色。
どうやらこれを貼り付けていくようですね。

随分とキレイな材ですね。
私には新品にしか見えません。

これは廃材というか、余材と言った方がいいかもしれないね。
どっかの建物を新築するときに出てくる余った材です。
もともと大きなパネルだったと思うけど、
それをほら、施行箇所に合わせて切るでしょ。
んで余りが出る。
放っておけばそれは捨てるしか無い廃棄物になってしまうんだけど、
ご縁があって私のところにやってきてくれました。

なるほど、道理で木目が美しいわけです。

とんてんかんてん、釘で止めていきます。

あれ、よく見ると板と板との隙間が空いていますね。
余一氏、かなり適当臭く作業をしている模様。

しかし、これはどうやら計算だったようです。
敢えて隙間を空けることでイイ感じの壁面に。

こないだ、現場監督がyamaanに遊びに来たじゃん。
そのときに伝授してもらった「目透かし張り」ってやつかな。

レンガやタイルを設置するとき、
石と石との間の目地にモルタルを塗ってくっつけるでしょ。
あのイメージなんだよね。

なかなかオシャレに仕上がるもんですね。