20080708

松の剪定です

今日の余一氏は庭師モード。
近所のお宅まで修一郎さんと出動です。
さぁ今日は松の剪定。

ハハハ、思いっきりチョキチョキしてやるもんね。

と余一氏は張り切って両手鋏を手にしましたが、
修一郎さんからストップがかかってしまいました。
どうやら松の剪定では両手鋏の出番は無いようです。

修一郎さんは言います。

「松の剪定に鋏は使わねぇ。素手で摘め。」

絡まったり、重なってる枝は鋏で切り落としますが、
それ以外はすべて素手でやらねばならないようです。
鋏大好きっこの余一氏はこれに憤慨。

おい、爺さん。
鋏で切っちゃマズいことあんのかよ。

するとお爺さんは目をギラリとさせて言いました。

「鋏で切るとな、良い色やカタチに仕上がらねぇ。
 庭木通の旦那様はな…
 松の剪定に鋏を使う庭師を二度と使ってくれねぇのさ。」

これにはさすがの余一氏も納得。
おとなしく指でピン、ピンと松の葉を摘み取っていきます。
この光景… 以前ご紹介のリンゴの花摘みに似ています。
当然地味な作業ですから余一氏は撮影拒否。(20080507参照)
画像は修一郎さん。
今年で80歳の余一氏の祖父。
老体とはとても思えないスピードで摘み取っていきます。
しかも猛暑の中、日陰も無いお庭で。

あのジジイ… 
絶対ドーピングしてやがるぜ。
またはゾンビか何かだ。
名付けて『スーパー修一郎くん』。
うわー、手が松ヤニで真っ黒だ。

今日はスピードと技術、共に余一氏の完敗でした。
家に帰ったらちゃんと手を洗いましょう。