20101129

余一氏,蒸発の理由

先日の記事にも書きましたが、
突然いなくなってしまった余一氏。

やっとその理由を彼が明らかにしてくれたので、
今日から数日間、彼の蒸発理由えお特集いたします。

青森市のとある場所。
かなりおもむきのある建物な予感です。

看板には、

「童神庵」(どうじんあん)

と書かれているのだそうです。

童神庵の内部です。
曲がった梁が実にかっこいいです。

入口周り。

高い天井には天窓もつけられていて自然光が差します。

一体、余一氏は何故このような場所に赴いたのでしょうか。

この人はシンゴさんではありませんか。

実はこの童神庵、保育園の園内に建てられているのです。

余一氏は近々この場所で、
かなり久々の舞踏を踊るつもりらしいです。

今回はその会場見学と簡単な打ち合わせのため、
青森へ単独で行ってきたようです。

なぜにそのようなものに私が付いて行けないのでしょうか。
かなり謎です。

20101128

yamaanのハーブが終わりそうです

今日は昨日の記事の続きです。
余一氏がハーブエリアで何をしていたかというと、
ハーブの種を採取していたのです。

今日はハーブの終盤をご紹介いたします。

ジャーマンカモミール。
…すいません、これはまだお花が咲いていましたね。

余一氏によればなぜかこの一株だけは、
秋頃になってやっと花を咲かせ始めたそうです。

ちなみに同じカモミールでもこれ以外は、
みんな花を終わらせて葉っぱだけになっています。

ジャーマンカモミールはお茶にするとリンゴの香りがします。
今シーズン最も収穫量が少なかったものなので、
余一氏は何としてでも種を採取して増殖させたいらしいです。

こちらはサマーセイボリー。
今シーズン最も収穫量が多かったハーブです。

花が終わり、花がらの中には種が詰まっています。

レモンベルガモット。
その名の通り、レモンの香りを放つハーブです。

夏場は紫色のきれいな花を咲かせます。

お茶にすると大変に強烈なので、
余一氏は観賞用に増やそうとしているようです。

余一氏が最も好きなハーブ、スウィートマジョラム。
この丸くなっている部分に種が付きます。

さわやかで、ほのかに甘い香りが特徴です。

余一氏は種を採取することによって、
タダで規模を拡大していくつもりのようです。

植物ってすごいよね。
1粒の種が大きく生長し、花を咲かせて結実する…

その実の数は種類によって様々だけど、
このハーブたちの場合は数百の種を付ける。

一が百になって、百が万になる。
「農」ってずっと続けれるんだよね。

俺は月々のサラリーは無いけど、来年に蒔く種をゲット。
会社からもらうんじゃなくて、自然からの頂き物。

今年もありがとう、自然。

などと余一氏は種を袋に詰めながら語っていました。
そのうち私の給料も「種」になりそうで怖かったです。


20101127

久々のyamaan

いつも廃材と格闘している余一氏ですが、
この日はどういうわけかyamaanで緑と戯れていました。

たまにはyamaanの様子を見に来ないとね。

未だに頑張っているハーブやフラワーもいることだし。
彼らがゆっくりと枯れていくさまを見届けて、
来年に繋げる種を採取したいしね。

そういう余一氏はハーブエリアのあたりで忙しそう。
その模様は明日にお伝えするとします。

周りを散策していると何やら新しい生命の息吹を発見。

おお、これは先月に植え付けをしたニンニクですね。
力強く発芽してきてました。

そしていつぞやのコットンボールがパカッと割れてきました。
中から覗いているのがフワフワの綿なんですね。

秋冬のyamaanもまた風情があるものですね。

…ふとyamaanLODGE建築エリアに目をやると、
先日のマーキングの近くに、似たような竹の印が出来ています。

よくみると4本刺してあり、4角形をしています。

余一氏、さらに隣りに一棟建てようとしているのでしょうか。

ん、俺は知らないよ。

…ああ、多分ジジイだな。
キレイになっていく場所を見ると羨ましがる傾向がある。
そんで自分も小屋を建てようって考えてるんだ、きっと。

最初ジジイは、

「あんな石だらけの場所で何ができる」

って馬鹿にしてたんだ。
でも俺と母ちゃんで畑を始めたり、
花やハーブを植えたりしてちょっとずつ良くなったんだ。

そしたらコソッと自分も小屋建ててお邪魔したいって…
都合がいい話だよね。

…まぁいいさ、
彼が何か作ったらすぐに分解してやるさ。
彼には彼の畑があるんだからそっちでやってくれってね。

と余一氏は珍しく憤慨していました。
血縁関係とはめんどくさいものですね。

しかし外部から見ている私にとって、
これはかなり楽しみな戦いです。

この勝負の行方は乞うご期待。

20101126

レアなドラム缶

最近、廃材と仲良しの余一氏。
これからの寒い季節もきっと廃材と過ごすのでしょう。

今日はそんな廃材の中でもちょっぴり珍しいものをご紹介。

鮮やかなブルーがオシャレなドラム缶です。

外国製のものらしく、英語が印字されています。
控えめなデザインがまた妙に格好良さを醸し出します。

しかも開閉が出来るフタ付き。
何かいろんなものを保管できそうです。

きっとyamaanLODGEが完成したあかつきには、
このドラム缶もこれ見よがしに配置されるのでしょう。

明日は久しぶりにグリーンな感じのyamaanを特集します。

20101125

余一氏、蒸発

昨日未明、いつものごとく突如姿を消した余一氏。

おそらく青森へ出掛けていったと思われますが、
何をしに行ったのか不明です。

yamaanLODGE 建築計画も廃材を集めた状態でストップ。
そうこうしているうちに雪が積もりますよ、余一氏。

まぁ私の知ったこっちゃないんですが。

私も仕事を放棄して遊びに行ってくるとします。

20101124

廃材ゲッター余一氏

田村家のあちこちにはこのように、
彼が集めた廃材が所狭しと保管されています。
これはベニヤ板、いわゆるコンパネですね。

そして今日も彼は角材を求めて納屋へ。

いましたいました。
実家の裏にある、崖の上の…ポニョならぬ納屋。

昨日の納屋に引き続き、ここでも角材をゲットできた模様。

集められた角材は実家の畑にどんどん置かれます。
ちなみにお隣り、ブルーシートの中も廃材です。

角材の中にはこのように結構な老朽のものも。

多分、大丈夫。
表面は虫に食われたり、腐りかけたりしてても、
中身はしっかりしてるもんさ。

持ってみてズシリと重いヤツは、まぁ大丈夫かな。
でも大きさの割に軽いヤツは、中身がスカスカだから、
ちょっと危ないよね。
虫なんかに浸食されてる可能性もある。

まぁ、適材適所だから、
悪いところを削って、使えるところを見つけてあげること。
それが廃材ビルダーの醍醐味でもあるんだ。

いつの間にか自分勝手に、
新たなジャンル「廃材ビルダー」を名乗り始めた余一氏。

この人の勝手さにはアタマが下がります。


20101123

さらにかき集める余一氏

昨日の記事では、
yamaanLODGEスペースにマーキングだけして、
帰宅してしまった余一氏。

設計イメージの変更もあったそうですが、
それ以上に廃材が足りないことにも気がついたようです。

ということで今日は朝っぱらから、
田村家所有のとある場所の納屋に姿を現した余一氏。

何を始めるところでしょうか。

この納屋にはいろんな部材が眠ってる…
っていうか無理矢理に眠らされている…
…整理整頓ができない、うちのジジイのせいでね。
この納屋のもの、全部ひっくり返さなきゃなんねぇよ。

うーん、どういうことでしょうか。

この画像でお分かり頂けますでしょうか。
建築の骨組みに適した太い角材が、様々な木材の一番下に。

なぜ、部材ごとに分けずに、
ごっちゃ混ぜに重ねられているのさ…
まさに落花狼藉。

あーあ、角材があんな下の方に…
臥薪嘗胆状態だよ。

これは適材適所以前に、整理整頓の問題。
あのジジイ、ほんと得手勝手だぜ。

この際、部材確保ついでに片付けまでしてやる。
一石二鳥さ。

なぜか4文字熟語の応酬ですが、
今日、余一氏はこの角材をゲットするべく頑張るようです。

ほぼ一日がかりでやっとこれだけの角材をゲット。

コンクリートの独立基礎まで奥深くに眠っていたようです。

コンクリート基礎はこのようにyamaanに運ばれ、
使われるのをひたすら待っている状態。

結構な数になりましたね。

ああ、腰が疲れました。
明日は違う場所の納屋を攻めるぞ。

と余一氏はホコリまみれになってそう申しておりました。

20101122

余一氏、マーキングする

腹の調子も良くなった余一氏。
この日はyamaanにてロッジを建てるエリアに、
おおよそのマーキングをしていました。

木の杭を打ち、ヒモで四角く囲んでいきます。

yamaanLODGEの位置、4角にマーキングしたところで、
突然悩み始める余一氏。

うーむ、ちょっと計画変更だな。
クルミの木もあるし、意外に栗の木も近い…
これは難しいな…

そんなことを私に呟いていましたが、
何のことやらサッパリ分かりませんでした。

お前に呟いても仕方ないよね。
ツイッターで呟こう。

そう言い残し、早々と自宅へ帰還してしまいました。
私はどうやらツイッター以下の存在らしいです。

20101120

余一氏は食あたりか

昨日、一昨日と余一氏は、
久々のラジオ仕事があったようなのですが、
どうやらその道中に立ち寄った飲食店で、
ちょっとした食あたりにあった模様です。

今日はだいぶ落ち着いたようですが、
お腹の感じがなかなかに大変だったようです。

普段食べない上等なものを食べちゃったからなぁ…
八戸の海沿いに切り立つあのお店…
そこの磯ラーメンに何かが…

一緒に食べたサカイさんミナガワ氏も、
お腹を下したって言ってたから間違いないね。

と語る余一氏。
他のお二人は一晩で大丈夫だったようですが、
余一氏は今朝も若干、お腹を下したようです。

意外にも胃腸は強そうな余一氏ですが、
こればかりはガツンときたようです。

海鮮のみなさんも、
「ただでは食べられんぞ」
って感じなんだろうね。

いやー仕事中に下さなくてよかったよ。

皆さんもこれからの忘・新年会シーズン、
食あたりにはご注意を。

20101118

酒蔵見学

先日、14日の模様です。

この日は青森市の古川食堂のスタッフさんらと酒蔵見学。
古川食堂に並んでいる日本酒「むつ八仙」が出来るまでを、
和気あいあいに試飲等をしながら楽しんだようです。

場所は八戸、陸奥湊にあります駒井酒造さんです。

ちゃっかりど真ん中に陣取る余一氏。
この男は本当に節操がありませんね。

ポン太氏の奥様さとかさん、アキヒト氏の奥様あすかさん。

古川食堂の単なる酒好き常連客も参加した模様。

醸造中の日本酒を味見をして、すでにホロ酔いの御一行。

続いては巨大な貯蔵容器が立ち並ぶ倉庫。
歴史的建築物としても価値が高い、圧巻の雰囲気です。

見学ラストは杉玉の下で記念撮影。
画像右端は今回お供して頂いた、専務取締役の駒井さん。

ホント親切丁寧、情熱的に日本酒を説明して頂きました。
日本酒って素晴らしいなって思いました。

不良な大人、余一氏がここまで言うことは珍しいです。
私も行ってみたかったです。

20101117

続々・劇的ビフォー余一氏

この日もせっせと作業を始めている余一氏。
角材を解体しながらトラックに積み込んでいきます。

角材は一度、家に持ち帰られ、
yamaanLODGE用にいろいろ加工されるらしいです。

あとは土台を残すのみ。
がんばれ、余一氏。

最近では私が手伝わないことに慣れたようで、
作業中にヒマしても、彼から睨まれなくなりました。

良い傾向です。

着々と外した角材を運搬していく余一氏。

彼は体育会系なのか、文化系なのか、
イマイチ定義が難しい男です。

そして夕方前にはサラ地状態に。
さぁ帰りましょう。

でもまだ釘を抜いてない部材も残ってるからなぁ。
この際、全部キレイにしちゃおう。

意外にキレイ好きな余一氏。
そして勿体ない症の余一氏でもあります。

抜いた釘の中でも、
まだ使えそうなものは直して再利用、
サビサビの茶色い釘はオブジェ用に保管。

私なら速攻で新しいのを買います。
エコも過ぎれば時間のムダに思います。


20101116

続・劇的ビフォー余一氏

この日、私が解体現場に到着した頃には結構作業が進行。
屋根がもうありませんでした。

ハシゴも無いのにどうやって屋根に上ったのでしょうか。

現場着いてからハシゴ忘れたことに気が付いちゃった。
また戻るのも面倒くさいから、
軽トラックの屋根から飛び移ったさ。

…ジャパニーズ・ニンジャですね。

取り外された屋根の骨組み。
まだつながっています。

なるほど、
最小限の釘を抜いて、えいやーと下に落としたのですね。

その他の骨組みを少しずつ解体していく余一氏。
5寸釘がなかなか抜けず、苦労していました。

解体中の小屋の上に登る余一氏。

とりあえず撮ってくれ。

と言うので仕方なしに撮りました。
あと一日で終われるかどうかというところですかね。

今日はなんとなしに、
近くの森で発見した「鳥マンション」をポスター風にご紹介。


20101115

劇的ビフォー余一氏

久々にyamaan関連記事です。
yamaanLODGE(ヤマーン・ロッジ)を建築予定の余一氏。

手持ちの廃材だけでは足りず、
田村家の土地に建てられていた不要な小屋を解体するよう。

外壁だったトタンは既に無く、内装を剥がす余一氏。

相当なホコリが天井裏から降り注ぐので、
さすがの余一氏もマスクを着用しています。

このマスク、安いから横の隙間からホコリが入るんだよね。
大概のマスクってそうなってる。
着用したときの安心感を買うようなもんです。

とマスク業界を批判する余一氏。
次々と天井の石膏ボードを落としていきます。

長年、光が入ることがなかった天井裏。
スズメか何かの鳥の骨まで出てくる始末です。

そんなことに気を取られているうちに作業は進み、
外壁がすべて取り除かれました。

日も傾きてきたので、この日はここで終了。
この解体作業、あと数日は続きます。