20101208

墨つぼと余一氏


毎日せっせと木材を加工している余一氏。
ここ最近はずっと似たような作業が続いているので、
今日は大工道具をひとつご紹介します。

「墨つぼ」というアイテムです。
これは定規等を使わず、
墨と糸だけでで真っすぐなラインを書ける大工道具です。

昔と比べ、形もかなり近代的になりました。

この中には墨が入っていて、
それに浸された糸が巻かれています。

ラインを引くときはまず、
針がついている先端を引っ張り、画鋲のように刺して固定。

このとき墨つぼと針は、墨が塗られた糸で繋がっています。

ラインを決めたら必殺仕事人のように糸をピーンと弾きます。

すると糸が木材にぶつかり、付着していた墨が付けられます。

余一氏のようなド素人でも、
ちょっぴり職人気分を味わうことができます。

この墨つぼは近所のホームセンターで1,200円ほどで購入。

ネットオークションにはもう少し安価で出ていたそうですが、
オークション終了日まで待てなかったようです。

今日は墨つぼをご紹介いたしました。