100円ショップ水平器は余一氏によって脇にぶん投げられ、
役立たず感ムキ出しでその身をさらしていました。
そんなことはお構い無しに作業を続行する余一氏。
余一氏オリジナルのやり方では、
配置した基礎の周りをシャベルでマーキング。
型をとります。
大きなスコップでは型が崩れて、
基礎の中心が分からなくなるのでシャベルでひたすら掘ります。
なんという効率の悪さ。
しかも砂利でうまく掘り進めることができません。
いい大人がシャベルって…
大きな子どもの砂遊びにも見えてきます。
新たなアイテムを実家から持ち出してきました。
スクリューでグリグリと土をかき出す道具のようです。
これなら多少の砂利もお構い無しに狭い範囲を深く掘れます。
いやー果てしないよ。
この作業を水平をとりながら、
ひたすら何十回って基礎の数だけやらなきゃならない。
腰が痛いよ、筋トレにはなるけどね。
何が辛いって全部独りでやらなきゃならないってこと。
ふー、ちょっとずつやっていきますか…
そう訴える余一氏を尻目に私は、
バイトがあるからと嘘をついて早々に立ち去りました。