20101213

実地へ土台が行きました

さてこの日の余一氏は早朝から動き始めます。

yamaanLODGEの土台をyamaanに運搬、
さらには仮置きをして、水糸を張り、
コンクリートの独立基礎を配置するという欲張りコースです。

私が現場入りしたときにはすでに土台を組み始めていました。

そこでとあるアイテムが登場。

「巨大差し金」

です。
これは簡単に言うと長寸法部材の垂直を出してくれます。

余一氏は余っていたコンパネを使って自作。

直角三角形の公式だね。

と自慢気に語る余一氏。
3辺比率が3:4:5であるならば、それは直角三角形。
ハイ、高校で習いました。

ということで垂直を出しながら土台を矯正していきます。

思いっきりケツを突き出して角材を引っ張る余一氏の図。
この場合の「思いっきり」は「引っ張る」ではなく、
「突き出す」を修飾します。

垂直が出れば今度は水糸を張ります。
部材同士を繋げたときに生じる曲がりやズレを直し、
独立基礎を配置するガイドラインにもなります。

これがズレてしまうと建物全体が歪んでしまうので要注意。