昨日は余一氏の適当花壇をお伝えしました。
今日はその続編「カオス編」です。
異常で異端なあの男。
もちろんまともな花壇を作るわけがありません。
これは余一氏が余った種を適当に花壇の土に混入。
それにより育ってきたマクワウリです。
花壇の縁にゴロンと転がっています。
メロンの原種であり、ほのかな甘みと苦みが特徴です。
朝顔の葉からスゴい良い香りがしているなと思いきや、
ラベンダーも小さく生長中でした。
朝顔の葉と葉の間からひょっこり。
なぜか小豆まで。
花を咲かせていました。
花壇に植えるにはあまりにも控えめな花です。
トマトの苗も発見しました。
こちらは花すらまだ咲かせていません。
これでは花壇ではなく、葉壇です。
極めつけはこちら。
サルビアの真ん前にスイカです。
こちらは花壇の外から蔓が伸びて来ていました。
これは覚えが無いな。
多分、去年このへんに捨てたスイカの種がさ、
ぐいぐい発芽して育ったんだね。
それにキミさ、
カオス、カオスっていうけど、
野菜と花だって同じ植物でしょ。
混生しててもいいでしょうよ。
花が咲いてて、そのすぐ脇に野菜が実ってる。
これって超豊かな光景でしょ。
花を見ながら野菜の収穫。
野菜の収穫しながら花を見る。
畑ってのはさ、
同じ品種のものをダーって植えて、
ダーって機械的に収穫するためだけじゃない。
こうやって様々な植物がね、
ワイワイガヤガヤ生きてるところでもいいと思う。
なるべく人間にとっても良い植物が多いといいよね。
だから最近、俺はいつも草取りなのさ。
大概がいわゆる「雑草」ってやつ。
それらをぶちぶち抜いていって、
クローバーとかのこっちに都合が良い草は残していく。
放っておき過ぎればそこはヤブになり、
野になり、山になるけど、
ちゃんと手入れをしていくと、
そこはきっとパラダイスになるんだ。
と草むしりを中断してまでこんなことを言いに来ました。
よほど自分の草むしりを正当化したかったんでしょう。
私には土遊びをしてるようにしか見えませんでした。