20110917

カオス花壇

昨日は余一氏の適当花壇をお伝えしました。
今日はその続編「カオス編」です。

異常で異端なあの男。
もちろんまともな花壇を作るわけがありません。

ヒマワリのそばに妙な黄色い物体が。
これは余一氏が余った種を適当に花壇の土に混入。

それにより育ってきたマクワウリです。
花壇の縁にゴロンと転がっています。

メロンの原種であり、ほのかな甘みと苦みが特徴です。


朝顔の葉からスゴい良い香りがしているなと思いきや、
ラベンダーも小さく生長中でした。

朝顔の葉と葉の間からひょっこり。

なぜか小豆まで。
花を咲かせていました。

花壇に植えるにはあまりにも控えめな花です。

トマトの苗も発見しました。
こちらは花すらまだ咲かせていません。

これでは花壇ではなく、葉壇です。

極めつけはこちら。
サルビアの真ん前にスイカです。

こちらは花壇の外から蔓が伸びて来ていました。

これは覚えが無いな。
多分、去年このへんに捨てたスイカの種がさ、
ぐいぐい発芽して育ったんだね。


それにキミさ、
カオス、カオスっていうけど、
野菜と花だって同じ植物でしょ。
混生しててもいいでしょうよ。


花が咲いてて、そのすぐ脇に野菜が実ってる。
これって超豊かな光景でしょ。


花を見ながら野菜の収穫。
野菜の収穫しながら花を見る。


畑ってのはさ、
同じ品種のものをダーって植えて、
ダーって機械的に収穫するためだけじゃない。


こうやって様々な植物がね、
ワイワイガヤガヤ生きてるところでもいいと思う。


なるべく人間にとっても良い植物が多いといいよね。
だから最近、俺はいつも草取りなのさ。


大概がいわゆる「雑草」ってやつ。
それらをぶちぶち抜いていって、
クローバーとかのこっちに都合が良い草は残していく。


放っておき過ぎればそこはヤブになり、
野になり、山になるけど、
ちゃんと手入れをしていくと、
そこはきっとパラダイスになるんだ。

と草むしりを中断してまでこんなことを言いに来ました。
よほど自分の草むしりを正当化したかったんでしょう。

私には土遊びをしてるようにしか見えませんでした。