なんでか上下、真っ赤な出で立ちで作業をしている余一氏。
しゃがみ込んで細かい作業をしています。
と余一氏は私には目もくれず、端的に説明。
ちなみにこれはピクルスキュウリの種を取っているところ。
こうして種を分離させていきます。
言わずとも左が種部分で、右が果肉部分です。
種部分を拡大するとこんな感じです。
あとはこれを乾燥させて来年まで保存します。
余一氏によると、
キュウリやトマトなど、種がゼラチン質に包まれてるものは、
乾燥させるのにも時間がかかって大変だそうです。
乾燥させたときにも種同士がくっついてヤキモキするそう。
今回は腐る前のピクルスキュウリを激写しましたが、
トマトは腐っていたため、具合悪い匂いが立ちこめてました。
中にはウジが湧いているのもあり、
さすがにデジカメを背けてしまいました。
でもね、腐るって大事なんだぜ。
ものが腐ってくれなければ、地球は大変なことになる。
どんどん狭くなっちゃうでしょ、地球が。
ウジ虫や微生物なんかは腐敗を手助けする分解者、
野菜や果物、樹木などは生産者、
人間や動物などは消費者、
って感じで生態系では分類されてるね。
いづれはみんな腐る。
腐って土に還って、それが循環する。
…でも世の中って腐らないものや、
腐りにくいものが多過ぎるよね。
そりゃ満員電車が走り回り、
高層ビルに人がひしめき合って暮らすことになるよね。
それは循環ではなくて、ただの「回転」なんだ。
大体ね、君は…
とまぁいつもの講釈が始まってしまったので、
私は用事があると嘘をついて昼寝をしに行きました。