yamaanもそろそろ今シーズンが終わろうとしております。
風も冷たくなって植物たちも寒そうにしています。
そんな時期、余一氏はセコセコと動き回っています。
yamaan内で出た野菜の残骸を集めては堆肥BOXの中へ。
この日は大根の枯れかけている大根の葉と、
大豆の殻などを投入しました。
これが来年には跡形も無くなくなって堆肥となる予定です。
yamaanから産まれたエネルギーをこうして集約して、
来年の作物の肥料へと変えるわけです。
最近、考えたんだよね。
それもごくシンプルに。
堆肥発酵ではEM菌とか何だと言われてるけど、
実は何てことないんじゃないかってね。
土から栄養分を吸収して作物になるわけだから、
残骸をまた元の土にしてやればいいんじゃないかな。
もちろんそのまま腐らせて放っておいてもいいし、
こうやって集中させて、後から追肥するカタチでもいい。
生ゴミをゴミ袋に詰めて、
火曜日にゴミ収集所に持って行けば、
燃やされて灰になって意味ないけど、
それをもとの場所に還してあげれば、
また生命のエネルギーサイクルは持続する。
果実部分は食べちゃうから、その分はうまく還せないけど、
自然のスゴいところはそれでも少しずつ、
そのエネルギーが加算されていくってこと。
つまりは豊かになっていくってこと。
草原は放っておけば野山になるよね。
少しずつサイクル範囲が大きくなるわけ。
だからあんまり細かいことは考えずに、
「エネルギーの返還をする」
ってことだけを徹底することにしました。
ほら、俺っていろいろやってるから忙しいでしょ。
別に俺、堆肥職人になりたいわけじゃないし。
余一氏はそんな風に言いながら、
ものすごく適当に畑の生ゴミを投入し続けていました。
エネルギーの返還…
私には生ゴミを投棄してるようにしか見えませんでした。