しかし、この木だけは何か妙です。
ピンクの花のとなりには白い花が咲いています。
一本の木から2種類の花が咲いているなんてどういうことですか。
カメラも落としたくないし、自分も落ちたくありません。
余一氏に聞いてみました。
この現象は一体…
接ぎ木したんだな、うちのジジイが。
多分、2種混合の桜を作りたかったんだろうね。
あんまり変なことにチカラを注がないで欲しいよね。
これって、俺の右腕に黒人の右腕を移植するようなもんだろ。
全く…こういうのはもっとさりげなくやって欲しいよね。
なるほど祖父の修一郎さんの仕業でしたか。
それにしてもなんという植物オペ魂でしょうか。
そんなことが可能かと私はビックリしてしまいました。
野菜の苗とかでもやってるよ。
カボチャの根っこを使ったキュウリの苗とか。
そういうさりげなさはやっぱりカッコいいよね。
余一氏はそう言うのですが、私には何がさりげなくて、
何がカッコいいのかさっぱりわかりませんでした。