20101228

年末年始の休業に入ります

突然ですが今日から年末年始の休みに入ります。
再開は年明け、適当に。

それでは皆さん、よいお年を。

20101227

余一氏は忘年会へ

今日は余一氏、七戸町で忘年会があるらしく、
この雪の中、張り切って出掛けていきました。

彼は何とか年賀状も準備できたようで、
ついでにポストに投函してくるそうです。

今年は「青森原人」でたくさんイラストを描いた余一氏。

例年では一人ひとりに手書きの墨絵を描いていましたが、
yamaanLODGE建築の忙しさも相まって、
今年はオシャレに決めこみ、
パソコン出力に切り替えました。

そちらの年賀状、
さすがに載せてしまうとネタバレになるので、
年明け早々にご紹介いたします。

今年も残すところあとわずか。
無事に年を越したいところです。

20101225

嵐の後のyamaan

さて嵐が過ぎ去ったyamaanへ。
幸い、ぶっ飛ばされたものはありませんが、
現場はかなりの水浸しです。

絵に描いたようにボーゼンとする余一氏。

ブルーシートにはものすごい水たまりができています。
ものすごい豪雨を物語っています。

シートが風に飛ばされないように、
土台に巻き付けて養生をしていた余一氏。

しばらくあのような荒天にはなりそうもないので、
養生を解いていきます。

養生はがしのためだけでは勿体無いので、
さらには出来上がった床を支える土台パーツを設置。

おお、だんだんそれっぽくなって参りました。
これには余一氏も少しテンションが上がったようです。

さぁ嵐は過ぎ去ったことだし、
気分入れ替えてやるぞ。

意気込む余一氏。
どうやら彼にはクリスマスも何も無いようです。
頑張って下さい、メリークリスマス。

20101224

すごい嵐が過ぎ去り

先日はものすごい暴風雨でしたね。
そして一晩にして一面雪景色。

そんな中、彼はいつもの大工仕事。

仕事前のコーヒータイム。
作業自体、ものすごく遅れているはずなのですが、
なぜか余裕をかます余一氏。

余裕っていうかさ…
すんごい暴風雨だったじゃん。

せっかくこないだ土台を設置して、
ブルーシートで養生したのにも関わらず、
滅茶滅茶な感じになってしまったよ。

嵐の中、さらに頑丈に養生をしてきたんだけど、
今度はブルーシートが足りなくなってね…

やむを得ず、野ざらしになった部分もある。

まぁそう簡単に木は腐ったりはしないけど、
何かヤダなぁ…

俺もすんごいズブ濡れになったし…

あの嵐の中、yamaanに行ったというこの男、
その執念だけは認めます。

そんな暴風雨の次は雪ですから、
彼もちょっぴり元気がありません。

心無しか作業スピードが遅いように見えます。

この日は残りの土台パーツを切り出して、
再びホゾ組を制作していました。

明日は問題のyamaan、嵐の後をレポートいたします。 

20101223

今日から発売

先日にご紹介した「青森原人」。
なんと本日から青森市の成田本店で発売開始です。

青森市の新町店、サンロード店でお買い求め頂けます。

お値段、880円(税抜)です。

これが売れれば余一氏も印税生活です。

20101222

土台を設置

連日のようにyamaanLODGE建築に向けて作業を続ける余一氏。
昨日は土台部分の大半を現場に持って行き設置しました。

角材同士をボルトで連結をしていくの図。

引いて見るとこのようにだいぶサマになってきました。

太さが違う角材を使っていたり、
彼の適当臭いところもあったりで、
土台と角材が必ずしもピッタリといきません。
そんな場所はこのようにコンパネで調節。

どうやら天気も崩れるようなので、
最後はブルーシートでカバーをして終了です。

ちょっと怖いのは暴風警報も出ていること。
飛ばされやしないか心配です、というか見物です。

20101221

青森原人BOOKS


先日、青森市から荷物が届きました。
どうやら何かの冊子のようです。

冊子の正体は「青森原人」。
昨日はウェブサイトをご紹介しましたよね。

これはその青森の冊子版ということになります。

構成や文章を手掛けたのは青森市のデザイナー千葉さん
最近「お色気デザイナー」という新ジャンルを確立。

そしてちゃっかり余一氏もイラストを描きました。
こちらも「丸刈り3世」という新ジャンルを確立しました。

内容は青森県内の様々な情報が、
ページをめくるたびに飛び出してきます。

知られざる青森がそこにあります。
ユルい絵と文章で読みやすい構成となっています。

店頭に並んでいるのを見かけましたら、
是非お手に取ってみて下さい。
そして買っちゃいましょう。

そうすれば余一氏にちょぴっと印税が入ります。

20101220

青森原人

余一氏の大工仕事は果てしなく続いております。
その模様をお伝えしても、私自身、正直飽きてきたので、
今日は別のお知らせを挟みたいと思います。

「原人」GENJIN

というサイトをご存知でしょうか。
それは日本のローカルにズームアップしたサイト。

青森版「青森原人」は、
デザイナーの千葉さんが構成を手掛け、
余一氏はインチキ臭いイラストを担当しました。

知られざる日本、知られざる青森。

そんな原人サイトはコチラ

20101218

原点回帰

今週の余一氏はというと、
ほとんどyamaanのコンクリート基礎作業。

こんな感じで、
土台が載るコンクリートを高さを調節しながら土を掘ります。

多少曲がったり、傾いたりしているようですが、

キリがないよ。

ということでそのまま作業を進めているようです。

雪が降り始めても彼は懸命に作業中。
土が凍り始めて、なかなか土が掘れなくなっているようです。

なんとか雪が降り積もってしまう前に終わらせたいところ。

おや、いつもの水平器はどうしたのでしょうか。
ペットボトルが置かれています。

なんかね、
機械っぽいのが信用できなくなったんだ、さらにね。

iPhoneはすぐバッテリーが無くなるし、
この天候だからぶっ壊れそう…

だから原点に戻ろうかと。
そうです「水」です。

なるほど。
ペットボトルに水を入れて、水平ラインを引いていますね。
確かにこれなら原始的ではありますが信頼できるかも。

でもよ、気温が低くなってくると凍り始めちゃってさ。
早朝や夕方は目盛りが読めないんだよ。

この世に万能な物はそうそう無いですね。

まぁ高いお金を出せば手に入るんでしょうが、
この場合、余一氏ですからね。
向かうベクトルが違います。

ドン詰まれば原点に向かいます、この男。

20101217

余一氏、一応行政に確認

余一氏の基礎を土中に埋める作業は未だ進行中。
まぁしばらくかかるでしょう。
そんなわけで今日は珍しく余談を。

さてこのyamaanLODGEの建築。
私含め、ブログ読者の方々は、

「建物を建てるのに許可とか申請とか必要ないのかしら」

とお思いになるのではないでしょうか。

それはこないだ余一氏がyamaanで作業中のこと。
突然、近所の農業委員の人が訪れて、

「一応役場や委員会に許可を取った方が良くないか」

とアドバイスを頂きました。
私はそんなもの当然大丈夫なものだと思ってましたが、

えっ、そうなんですか。
どこに確認すればいいんでしょうか。
地目? 畑…? 山林…?

などと迂闊なやりとりをする余一氏を見て愕然。

というわけで役場農林課へ赴いた余一氏。

さて建物を建てるにあたり、
この場合、重要になってくるのは…

「地目」「農業振興地域か否か」

地目とはその土地の名目もことです。
この地目により、
建物建築で許可されるものとされないものがあります。

山林の場合は規制がほとんどなく、
畑の場合はその農地に必要とされる規模、
例)作物の選別や農具置き場、休憩所など
であれば手続き無しでオッケーになります。

ちなみに費用はかかりますが、
地目は変更も可能です。

農業振興地域(略して農振)とは、
市町村の地域整備計画により、
農業を推進することを定められた地域のことです。

これに入っていると規制が厳しくなり、
小屋を建てるのがほぼ無理になります。

役場へ行って色々と聞いてきた余一氏。
yamaanの結果は…

地目…「畑」「山林」(土地を2分割して)
農振…適用されず

ということで、
住宅並みなものはダメですが、
あくまで農業用施設であるならば、
手続き不要でyamaanLODGEは建てれるということです。

いやーよかったよ、面倒なことにならなくて。
こうやって聞けば色々と勉強になるよね。
面倒くさいけど。

とりあえずは作業が続けられますね、余一氏。

でもさ、この地球の大地、
「地目」とか「名義」なんて元々ないわけじゃん。
ってか誰の土地でもない。
昔にえばったヤツの言ったもん勝ちじゃんか。
さらには税金かかるし。

どっかで納得いかないんだよね。
この世の法律とか決まり事って。

さすが余一氏。
地球規模で元も子もないことを言い出しました。

yamaanLODGEにかかった雨雲が晴れたことですし、
ここは素直に喜びましょう。

20101216

果てしない穴堀り

昨日の記事の続きです。
100円ショップ水平器は余一氏によって脇にぶん投げられ、
役立たず感ムキ出しでその身をさらしていました。

そんなことはお構い無しに作業を続行する余一氏。

さて、ここからコンクリートを地中に埋めていくのですが、
余一氏オリジナルのやり方では、
配置した基礎の周りをシャベルでマーキング。
型をとります。

あとはひたすら掘るのみ。

大きなスコップでは型が崩れて、
基礎の中心が分からなくなるのでシャベルでひたすら掘ります。

なんという効率の悪さ。
しかも砂利でうまく掘り進めることができません。

いい大人がシャベルって…
大きな子どもの砂遊びにも見えてきます。

しかしそれに業を煮やしたのか、
新たなアイテムを実家から持ち出してきました。

なんという器具が分かりませんが、
スクリューでグリグリと土をかき出す道具のようです。

これなら多少の砂利もお構い無しに狭い範囲を深く掘れます。

いやー果てしないよ。
この作業を水平をとりながら、
ひたすら何十回って基礎の数だけやらなきゃならない。

腰が痛いよ、筋トレにはなるけどね。
何が辛いって全部独りでやらなきゃならないってこと。
ふー、ちょっとずつやっていきますか…

そう訴える余一氏を尻目に私は、
バイトがあるからと嘘をついて早々に立ち去りました。

20101215

全てを疑うべし

この日の余一氏は先日配置したコンクリート基礎を、
水平にしていく作業に入りました。

水平器をいくつか並べています。

んーぅ…
なーんかおかしいぞー。

と呟く余一氏。

こちらは100円ショップで購入した水平器。
気泡が偏っているのでここは傾いているということですね。

一方コチラは別の水平器。
気泡がほぼ中央に寄り、水平が大体とれてますね。

どちらの水平器が正しいのでしょうか。

そこで余一氏はiPhoneを取り出し、アプリを起動。
GPSを用いてかなり細かいレベルを測定。

傾きゼロ。
ばっちりですね。

つまり100円ショップ水平器は全然ダメということです。

ということで余一氏はiPhoneをメインに水平調整。

しかし危ないですよね。
100円ショップ水平器を使用していたら、
とんでもないことになっていましたね。

自分を含め、道具も常に疑わねばなりません。
良い教訓になりました。

20101214

作業がはかどります

しかし、こうしてみるとかなり広いですね、このLODGE。

ウッドデッキ部分を入れると35畳分くらいあるね。
俺もこんなに大きくなるとは思わなかったけど。

大は小を兼ねるって言うし、オーケー。

当初は「小屋」を作るはずが、これではほとんど「家」。
もし2階建てにしようものなら家族が住めてしまいます。

初めての建築で2階建てはビビるよ。
次回次回。

私はこの広さですでにビビってます。

ここからは所定の位置にかき集めた独立基礎たちを配置。
かなり重いコンクリートの塊を運んでいきます。

プラスチックの箱により、少し高めの位置に組まれた土台。
背の低い基礎は横からスルッと差し込まれて配置され、
背の高い基礎は水糸にマークされ、後から配置されます。

なるほど、そのためのプラスチック箱&水糸なんですね。

いやいや、これは俺のオリジナルのやり方だから。
正しいか分かんないよ。

プロの人が見たら怒られそう…

本当は水糸で水平レベルも出すけど、
俺はとりあえず直角や直線を出すことにしたんだ。
水平は次の段階で出すことにする。

でも俺の場合、専用の測量機材も職人技も無いし、
何よりも独りで作らなきゃ行けない。

「そっち持ってくれるかい」
って頼む人もいないからその分、スゴく考えるわけよね。

俺のアタマでスゴく考えちゃったら…
そりゃ当然「俺流」になっちゃうよなぁ。

なるほど。
軽くイヤミも言われたような気がしないでもありませんが、
つまりこの人を参考にしてはいけないってことですね。

日が暮れる頃には土台組みも撤去され、
全ての位置に独立基礎をなんとか配置しました。

プチ・ストーンヘンジの完成です。

柱や梁がかかる位置はもちろん、
木材を継ぎ足した部分も支えねばならないため、
こんなに沢山の独立基礎が並べられました。

これなら布基礎と呼ばれる、
土台に沿い、ひと繋ぎになったものが良かったのでは…

…いや愚問ですね、
大量のコンクリートを購入する予算は無いんです。

あたりもすっかり暗くなる頃、
南西の空に夕焼けに染まる三日月と飛行機雲が出現。

寒い中の作業が報われましたね、余一氏。


20101213

実地へ土台が行きました

さてこの日の余一氏は早朝から動き始めます。

yamaanLODGEの土台をyamaanに運搬、
さらには仮置きをして、水糸を張り、
コンクリートの独立基礎を配置するという欲張りコースです。

私が現場入りしたときにはすでに土台を組み始めていました。

そこでとあるアイテムが登場。

「巨大差し金」

です。
これは簡単に言うと長寸法部材の垂直を出してくれます。

余一氏は余っていたコンパネを使って自作。

直角三角形の公式だね。

と自慢気に語る余一氏。
3辺比率が3:4:5であるならば、それは直角三角形。
ハイ、高校で習いました。

ということで垂直を出しながら土台を矯正していきます。

思いっきりケツを突き出して角材を引っ張る余一氏の図。
この場合の「思いっきり」は「引っ張る」ではなく、
「突き出す」を修飾します。

垂直が出れば今度は水糸を張ります。
部材同士を繋げたときに生じる曲がりやズレを直し、
独立基礎を配置するガイドラインにもなります。

これがズレてしまうと建物全体が歪んでしまうので要注意。


20101211

土台仮組み

ひたすらyamaanLODGE土台を作っていた余一氏。
今日は大まかな部分が出来たということで仮組みをしてます。

現場で組んでみて合わない、なんてことはダサイですからね。

徐々に形が見えてきます。

ちなみにこちら、全体の4分の1です。

一気に組み立てるスペースが無いので、
チェックが終わったら部材をずらして再び組み立てです。

つまり、こういう作業が4回行われるわけです。

中央部分のホゾ組も大丈夫なようです。

もし寸法ミスで合わなかったりしたら、
余一氏は間違いなくアタマを抱えていたことでしょう。

ちょっとした小技を見つけました。
というか撮影しろと言われました。

廃材を使った木材は年月を経て、
このように割れが入っているものもあるわけです。

そこで余一氏は割れが進行しないよう、
ボルトで締め付けていたのです。

彼の建築ならではのオリジナルですね。

こうして田んぼの「田」型の土台仮組みが完了。

うーん…
でもやっぱり全部組み立ててみないと面白くないなぁ。

土台部材も溜まってきて置き場所に困り始めてきたし…

…これをyamaanに運んでしまおう。
実際に組んでみて、それに合わせた基礎も配置しなきゃね。

そうですか、頑張って下さい。