20120920

たまには語らねばと

やっと猛暑も落ち着き、気温も20度台になってきました。
そうなると余一氏は余裕になってきたのか、
口数も多くなってきました。

この日も大変、大層なゴタクを並べておいででした。

世の中ってさ、なんで良くならないんだろうね。
ほとんどの人が、週5日は当たり前に仕事しちゃってるわけでしょ。

それでも、
給料足りない、
モノが売れない、
残業ばっかりしてる、
ストレス抱えて過ごしてる、
体壊す、心壊す、病院行く、などなど…

なんか実はすでに飽和状態なんじゃないかな、この感じ。

日本における年間の自殺者は3万人。
予備軍はその10倍以上なんて言われてる。
これって異常だよね。

そこまで苦しんでも、世の中良くなってる実感無し。

こりゃ世の中にある仕事自体が、
世のため、人のためになってないってことだよね。

お金を得るためのゲーム。
誰が一番それを得るかに皆が苦しみながら巻き込まれてる。
んでお金で権力を買って世の中を意のままに操る、
っていうようなロールプレイングゲーム。

どんなにヒドいヤツでもお金があれば、
周りに一目置かれて、恐れられて、社会を動かしてしまう。
逆にどんなに正直で、アタマが良い人がいても、
お金がなければどこに行っても相手にされない。

みんながお金を気にしてる。
それ以外をあまり気にしないんだ。
毎日毎日、そのお金のために仕事をしている。
人生の大半を犠牲にしてね。

でもお金って便利ですよね。

たしかに便利さ、魔法みたいにね。

それをかざせば、手を土で汚さなくても野菜が手に入る。
それをかざせば、手を血で汚さなくても肉が手に入る。

それをかざせば、針に糸を通すこと無く服が手に入る。
それをかざせば、釘を打つこと無く家が手に入る。

それをかざせば、あらゆるものが手に入る。

私はどうにも疑ってしまう。
おいおい、それって如何わしいものじゃないのかい。
ずいぶん都合が良すぎやしないかいって。

そんなにも便利なら、
それを使って世の中とっくに良くなってるはずだよな。
使い方が悪いのが、稼ぎ方が悪いのか…

どうだい、
みんなが手に入れようと必死なお金とやらは、
ホントに素晴らしいものなのかい。

おもしろいことにその魔法は、
世の中の情勢によって価値が上がったり、下がったりする。
そんなものをずっと信じていくのかい。

今ではさ、その魔法はデータ化されて、
コンピュータの中にいっぱい存在しているみたいたけど、
コンピュータが外からでも内側からでもぶっ飛ばされたらさ、
魔法は全部解けちゃうよね。
お金持って調子こいてた人には、そのあと何が残るんだろうね。

そんなときがいつ来てもいいように、準備が必要さ。
真の意味で生きるための知識、技術が問われる。

そう俺の時代が来る。
だから…

とまだまだ語っておいででしたが、今日はこれくらいに。
立派なことを言っているようですが、
結局は「俺の時代が来る」というチープな着地点でございました。