最近、めっきり涼しくなり過ごしやすいですね。
そんななか、彼は今日もyamaanで何かをしておりました。
逞しく育ったゴボウの前でパチパチとハサミを動かしています。
どうやら種を収穫しているようですね。
まるでウニのようにイガイガ、
それぞれがまるでマジックテープのようにくっついていました。
私が興味を示していると、別にやらなくてもいいのに剥き始めました。
コチラが中身。
この黒い楕円形な部分が種ですね。
実際はもっと中に詰まっています。
一株から種がすんごい量採れるよ。
多分1,000粒、余裕で越えるね。
この植物の営み、
これに黙って寄り添って生きていけば人間は十分に豊かなのにね。
と余一氏。
そして続いてはハーブのセージの株へ。
ここでもハサミをパチパチしてます。
大きな葉っぱやいい感じの一群を見つけるとパチンとやります。
彼曰く、ハサミを使わなくてもプチっと収穫できるそうですが、
庭ハサミを使った方が気分的にイイとのこと。
それにしてもこのセージ。
とても素敵な葉をしていて、匂いも高貴な薬香を放っております。
実際、ハーブの中でもかなりの薬効をもっております。
種の発芽率は低く、株分けして増やすのが主流。
余一氏はネットオークションで種を購入。
唯一、発芽した一株を大事に育て、株分けして増殖させました。
事実、昨年採取した種は全く発芽させれなかったと言います。
ちょっと収穫するだけでこの量です。
乾燥させてお茶にするならこの葉1〜2枚で十分風味を楽しめます。
タダだぜ、タダ。
タダで健康植物を増やしてるよ。
今年は株分けして収穫倍増だから友人たちにもお裾分けできる。
タダで作ったもので感謝される。
なんて農はお得な所行なんでしょう。
余一氏はかなりウキウキして収穫しておりました。
収穫は農の最大の喜びとも言えます。
しばらく喜びに浸って頂きました。