20121212

余一氏、負傷する

先週の模様です。
いつものように寒空の下、yamaanでLODGEの外壁作業を進める余一氏。

画像は長い木材をその場でノコギリ・カットする余一氏。

このとき彼は悲劇に見舞われることなど知る由もありません。

外壁作業用に専用ビスや釘のケースと、廃材パーツ寄せ集めケース。
効率を考えて必要なものだけを携え、LODGEの周囲を歩きます。

鼻水が滴ってきた夕暮れ前に差し掛かったあたり。

今日も冷えるね。
焚き火でもしようか。

そう言うと彼はいつも通り、薪をナタで小さく割り始めました。
おそらくほんの一瞬の油断だったのでしょう。

そんなわけで最近の彼は専らデスクワーク。

「切り傷 早く治す」
などのキーワードでたまにググっていたりしてます。

やはり外で作業がしたいのでしょう。
天気が良い日は窓の外を見て舌打ちをしています。

このとき、彼はティッシュで患部を覆い、
ガムテープでグルグル巻くというチープな治療をしていました。

さすがにこれじゃいかんと思ったのか、
今は透明の専用フィルムを装着しています。

透明なだけにおぞましい患部が丸見えなので画像は控えました。

これが彼の指に刺さった鉈(ナタ)です。
刃渡り18センチ、持つとズシリと重みを感じます。

こうしてみると改めてこれは「凶器」なんだと実感させられます。

年に一度はこうして怪我してるんだよね。
去年あたりは草刈り鎌でガリッといきました。

その度、刃物って恐いなって実感するんだけど、
いつの間にかその恐怖心が消えてるんだよね。

今回はちょっと深かったなー。
ガッツリ圧迫止血して30分くらいは血が止まらなかったよ。
病院で縫ってもらっても良かったかも。

今は左手をかばいながら生活してます。
痛くないように、傷口が開かないように、祈りながら。

これまで左手に任せていたことを右手がやってくれてる。
顔洗うにしても、頭を洗うにしても、左手が触れてた部分に右手が触れる。
面白い違和感があるんだ。

「ああ、左手ってこういう感じなんだな」って、
左手のキモチを右手が感じてる。

こういうことが無いと感じることができない感覚だよね。

ふふふ、この一件で俺の右手は成長するぜ。

キングオブポジティブ、余一氏はそのように語っておりましたが、
私にはただの強がりにしか聞えませんでした。

普段の何気ない生活、実は危険が潜んでますよね。
お料理に使う包丁、雪道での運転など、
馴れてきた頃にやっちゃいますよね。

余一氏の二の舞にならないよう気をつけましょう。