20121004

yamaanの秋(5)

昨日に引き続き、yamaanのスパルタンエリアの様子です。
こちらはアップルミント。
りんご風味のミントです。

余一氏が昨年、ホームセンターで1株10円で投げ売りされていたものを、
慈愛の心で購入して植えたものです。

昨年のシーズン終わりには枯れてしまったかのように見えましたが、
今年の夏くらいからグイグイ生長しました。
ホント、植物の生命力には驚かされます。

さらには地上茎を伸ばして、生育範囲を拡大しようとしていました。

そしてこちらはイネ科のハトムギです。
近種で数珠玉というものもあります。

なるほど、数珠のように丸い実をつけるのですね。
黒くなった実を収穫して、殻を砕き、
フライパンで炒ったものを煮出すと香ばしいお茶ができるそうです。

yamaanのスパルタンエリアはいろんな野菜や植物が混在。
このように小豆とカボチャが隣り合っていたりします。

余一氏によると、この方が連作障害を回避できると言います。

連作障害とは、
同科目の野菜を毎年同じ場所で栽培すると現れる生育不良、
病害などの総称です。

さてそのスパルタンエリアにはこのように、
雑草がビッシリと生えている場所がたまにあります。

もちろん、野菜の株が付け入る隙もありませんし、
なんとか野菜が芽を出したとしても生育が悪いような気がします。

うん、この草たちは秋の落ち着いた頃に一斉除草するつもりさ。
この草はキク科のヒメジオン。
根からアレロパシー成分を出して他の植物の発芽や生育を抑制するんだ。
つまりは意地悪植物。
今はロゼット状態で越冬モードになっているから、
これから花を咲かせることはないんだけど、やっぱり来年が大変になる。
だから面倒いけど、今シーズン中に全部やっつける。
"I am nature."
俺は自然を愛し、自然と闘う男…

と余一氏は専門用語バリバリに自己陶酔しておりました。
詳しい用語については別ブログ「yamaanature」をご参照ください。
ヒメジオン、アレロパシー、ロゼットなど確認できます。