この日、余一氏はyamaanには行かず、実家の作業スペースでトンテンカン。
最近、電気を使わない釘と金槌コンビが好きなご様子。
彼の周りには、作業に使うと思われる廃材が。
小さく切られたベニヤ板が数枚置かれています。
こちらには角材が45°にカットされたもの。
かつて何に使われていたのかは分かりませんが、これを再利用するようです。
いつもはyamaanLODGEの作業で大きな廃材と格闘している余一氏ですが、
今回はかなり小さな木材と向き合っております。
それにしても小さな作業。
ご本人まで小さくなっており、思わず笑ってしまいそうになりました。
しばらく時間をおいて来てみると、何かが完成しておりました。
同じサイズのものが3つ。
なるほど作業小物を入れるボックスですね。
45°のカット角材はその取っ手になったわけです。
このように重ねることもできます。
建築材にはイマイチ向かないサイズのベニヤ板がたくさんあってね。
けっこうサイズが均一。
なるべくそのまま使う形で、なにか有効活用できないか考えたわけよ。
いま年末だし、いろいろ片付けたいじゃん。
そんで収納箱を作ろうと。
いずれはyamaanSHED(物置小屋)を作ろうと思ってたし、
そこにコイツらをおいて整理整頓できればイイよね。
と余一氏。
さらに2つほど作っておりました。
そして勢いづいたのか、今度はまた別の収納箱を制作。
棚のような雰囲気です。
よく見てみると棚になる部分が斜めに取り付けられています。
察しが悪い私のために余一氏がデモンストレーションしてくれました。
なるほど薪をストックするためのものです。
形がいびつな薪が崩れ落ちないように棚に傾斜を付けているんですね。
さすが余一氏、狡猾なモノづくりです。