20131204

大工仕事に返り咲く

なんだか懐かしさまで覚える光景です。
余一氏実家の庭先スペース。

ここに再び木材が運ばれてきます。

しばらくストックしっぱなしだった廃材ですが、
ご覧のように腐らずにしっかりとそのカタチを保っています。

おっと、この廃材を冬眠場所にしようとしていたのでしょうか、
カメムシがヒョイと現れました。
カメムシからすれば、この時期の大工作業はとても迷惑ですね。

この時点では天気が良かったのですが、天気予報的には下り坂。
余一氏は無理して畑に行くことをせず、
こうして屋根の下で大工作業を選びました。

一体、いつ以来でしょうか。
こうした大工作業。

調べてみましたら今年の2月以来でした。

ノミで複雑な加工をしていく余一氏。

なんだかスゴく久しぶりで気持ちが良いよ。
ひとつひとつの動きがちゃんと完成まで続いてる実感がある。
そしてそれが瞬間的に目に飛び込んでくる。

ブランクなんて関係ない。
あのとき苦労しながら作ったyamaanLODGE。
そのときの経験が体に染み付いてるね。

と語る余一氏。
語りぐさはすでにyamaanLODGEが完成してるかのようでしたが、
まだまだ全然途中ですからね。

ケチな余一氏は長い角材をここぞという時まで取っておきます。
そのため、こうして角材同士を繋げております。

木材が傷つかないようにゴムハンマーでガンガン叩きます。

見事に繋がった角材。
以前はこれを作るのに半日近くかかっていたような気がします。

今回はいとも簡単にやってのけました。
確かに彼にブランクは関係ないのかもしれません。
むしろ上達しているような気がします。

繋がれた角材はかなり強固に繋がれており、
力づくで外そうとしても全く外れませんでした。

先人の知恵に感服いたします。

そんなことをやっていましたら天気予報通り、雨が降ってまいりました。

この日、屋根の下での作業は正解でしたね。

今度は角ノミで穴を空け始める余一氏。

気が付けばいくつかパーツが出来ておりました。

いかにも建築材って感じです。

それらを繋ぎ合わせてみる余一氏。

…ちゃんと繋がってますね。

これが一体何になるのでしょうか。
それは私にも分かりません。
なぜなら余一氏が教えてくれないからです。