なんだか懐かしさまで覚える光景です。
余一氏実家の庭先スペース。
ここに再び木材が運ばれてきます。
しばらくストックしっぱなしだった廃材ですが、
ご覧のように腐らずにしっかりとそのカタチを保っています。
おっと、この廃材を冬眠場所にしようとしていたのでしょうか、
カメムシがヒョイと現れました。
カメムシからすれば、この時期の大工作業はとても迷惑ですね。
この時点では天気が良かったのですが、天気予報的には下り坂。
余一氏は無理して畑に行くことをせず、
こうして屋根の下で大工作業を選びました。
一体、いつ以来でしょうか。
こうした大工作業。
調べてみましたら今年の2月以来でした。
ノミで複雑な加工をしていく余一氏。
なんだかスゴく久しぶりで気持ちが良いよ。
ひとつひとつの動きがちゃんと完成まで続いてる実感がある。
そしてそれが瞬間的に目に飛び込んでくる。
ブランクなんて関係ない。
あのとき苦労しながら作ったyamaanLODGE。
そのときの経験が体に染み付いてるね。
と語る余一氏。
語りぐさはすでにyamaanLODGEが完成してるかのようでしたが、
まだまだ全然途中ですからね。
ケチな余一氏は長い角材をここぞという時まで取っておきます。
そのため、こうして角材同士を繋げております。
木材が傷つかないようにゴムハンマーでガンガン叩きます。
見事に繋がった角材。
以前はこれを作るのに半日近くかかっていたような気がします。
今回はいとも簡単にやってのけました。
確かに彼にブランクは関係ないのかもしれません。
むしろ上達しているような気がします。
繋がれた角材はかなり強固に繋がれており、
力づくで外そうとしても全く外れませんでした。
先人の知恵に感服いたします。
そんなことをやっていましたら天気予報通り、雨が降ってまいりました。
この日、屋根の下での作業は正解でしたね。
今度は角ノミで穴を空け始める余一氏。
気が付けばいくつかパーツが出来ておりました。
いかにも建築材って感じです。
それらを繋ぎ合わせてみる余一氏。
…ちゃんと繋がってますね。
これが一体何になるのでしょうか。
それは私にも分かりません。
なぜなら余一氏が教えてくれないからです。