何とも不思議な冬でございます。
おかげでLODGEでストーブを焚くことなく、作業に没頭しております。
なかなかにユニークな余材をビスで止めていく余一氏。
大きなガラス窓の縁のところですね。
こんな感じで角部分に設置する滑らかな部材です。
これも最近、知人から有り難く譲り受けたもの。
なるほど、よく見ると柱とガラスの間に隙間があります。
これは是非とも隠したいですね。
丸みを帯びた木材が取り付けられると、なんともイイ感じに。
余一氏のソリッドでぶっきらぼうな建築がソフトになりますね。
手触りもスゴくいいです。
どうやらインパクトドライバーのバッテリーが切れた模様。
しかし、充電をしに家に戻ることはありません。
冬場の余一氏は、軽トラのガソリンを節約すべく、
yamaanには一日一往復と決めています。
普通なら午前中の作業を終えたら、ランチがてら帰宅して、
また午後の部をやりに戻ってくるという感じでしょうが、
それでは二往復になってしまいます。
30日やったら60往復にもなりますが、
余一氏のように一日一往復と決めてしまえばその半分の燃料代で済みます。
さすがキング・オブ・ケチンボ。
絶妙な仕事配分と段取りがモノを言うぜ。
例えば午前中は、その日の午後に施行するだけの木材を実家で加工。
電気はそっちにしか無いからね。
んで昼飯食ったらyamaanにその木材を持って行って設置。
暗くなる前に明日の分の段取りや採寸をして帰宅って感じかな。
不便だからこそ「工夫」ってヤツが生み出せる。
どうやらこのケチという性格が、
自ずとムダの無い効率的な作業サイクルを生み出していますね。
というわけでこの日は次の作業スペースを確保すべく、
すでに施行が終わった場所へ部材を引越させました。
畳の小上がりスペースにドドドと角材が収納されました。
学校机や他の廃材を利用した二段収納。
こうすることで使いたい材料をすぐに見つけて取り出すことができます。
最近、LODGE内が散らかってましたからね。
私は何もしていませんが、なんだかスッキリしました。