田村家の稲刈り、
土壇場で修一郎さんの決断が180°変更され、
広い田んぼはコンバイン業者を頼むことになりました。
従ってあと田んぼ1枚の稲刈りを残すのみ。
田んぼへ向かう田村ファミリー。
刈られた小さな稲束をまとめ、さらに大きな束にしていくこと。
いつものことですが余一氏はこういう作業時は軍手をしません。
稲わらは皮膚とこすれるとすごくかゆいし、ヒリヒリする。
だけどこの感覚というか、稲の反撃というかを、
ちゃんとこの体に刻みたい。
稲の方はぶった切られてるわけだからね。
こっちが無傷でのうのうと収穫するのは悪い気がするんだ。
これでフィフティ・フィフティだ。
という理由のようです。
トラックに積み込まれます。
そして徐々に田んぼは殺風景になっていきます。
あの水で溢れていた瑞々しい田んぼが懐かしくもあります。