20111104

蕎麦ひたすら採る日々

さて連日のように蕎麦エリアで手作業収穫している余一氏。
先日はスタンディングポジションで頑張っていましたが、
この日は地べた這いつくばりポジションです。

しかもなぜかレスキュー隊風なオレンジな格好。

実を採った株を引っこ抜きながら進んで行きます。

俺はこうやって蕎麦と同じ目線になって、
フェアな勝負をしてるんだよ。


さらに株を引っこ抜いてまた土に還す。
余ったものはちゃんとそこに戻してあげないとね。


何よりもこうやることで、
百姓として大事なものを見逃さずに済むんだよ。

そう言う余一氏は蕎麦の林の奥を指差します。

目線の奥には何やら雑草とは違う感じの植物が。

なんとそれはキャベツの苗ではありませんか。

多分隣りのキャベツエリアから種が飛んで来たんだね。
ここで頑張って成長をしてたよ。


キャベツは越冬するからちゃんと残してあげたいよね。


こういう小さな生命に敏感にならにゃ、
農業とは呼べるかもしれないけど、百姓とは言えないよね。


こういう現象にさ、
弱々しくも逞しく寄り添って生きていきたいね。

そんなこんなでこの日も蕎麦の実たちを相手に頑張ります。

バケツに実を溜め込みつつ…

抜いた株を横たわらせていきます。
それにしても果てしない作業です。
先に余一氏が疲れて横たわってしまわないか心配です。