20080408

余一氏と合流

本日未明、やっと余一氏と合流です。

余一氏の生家と思われる住所を訪ねました。
庭先から何故か沖縄ソングが聞こえる。
何だろうと近づいて行くといきなり犬に吠えられる。

恐ろしいテンションで吠える犬の名は「ジャクソン」。
真っ黒な雑種犬である。
以前は真っ白な雑種犬「マイケル」を飼っていたという。
田村家では代々、犬を飼うのが習わしらしい。

おう、やっと来たか。遅いよ。
お前にも手伝ってもらおうとしていたのに…
もう終わっちゃうでしょ、これ。

相変わらずの無礼な挨拶で出迎える余一氏。
何をやっているのか尋ねてみる。

ああ、これはね。田んぼの準備。
こうやって土を入れておいて苗床を作るのさ。
あとで籾(もみ)を蒔いてビニールハウスへ移す。


ふーん、なるほど。
でもなんで突然稲作を始めたのでしょうか。
何かを企んでいるのでしょうか。
何故に青森で沖縄ソングを聴いているのか。
肝心なことはいつも教えてくれない余一氏。

今日は天気がいいねぇ、太田くん。
こうやって音楽を聴きながら農業する。傍らには愛犬。
農業をイヤミなくらいお洒落にしてやる。
こりゃ農業っていうより「農道」だね。
「農」の道を究めるのさ。

はい、そうですね。素晴らしいことだと思います。
でも農道ってただの道路のことですから。