暑い日が続いていますね。
そんなときも彼は一日に一度は必ずyamaanに行きます。
この日は何かを収穫している模様。
草抜きとはちょっと違う感じです。
しっかり農家さんのような出で立ちです。
昨年の秋に田子町のカッチャンから種ニンニクを頂き、
それを植えたのですが、ここでいよいよ収穫。
この日はクローバーエリアのニンニクではなくて、
草がほとんどない痩せた土地で栽培していたものを収穫。
若干、小振りなものが目立ちますね。
重要なことはね、大きさじゃない。
あの時、土に埋めた種が増えてくれたってこと。
1が5〜6くらいになってるよね。
これ以上、豊かな現象はあるんだろうか。
投資や賭け事で所持金が増えるのとはワケが違う。
植物にはそれぞれ適正サイズってのがあると思うんだ。
そりゃ人が食うものを人が育ててるんだから、
でかく、たくさん収穫したいと思う。
肥料やったり、薬を撒いたりしていく。
んで「穫ったどー」って自慢する。
でもね、人間に例えてみると面白いんだけど、
息子が産まれました。
立派な子供に育てたいわけ。
そんでいっぱいご飯を食べさせて、
いっぱい勉強させて、お金かけて良い大学に入れて、
一流会社に就職。
そのエリート息子は身長3メートルの大男だとさ。
…面白いよね。
俺に言わせればそれは「育てられた」のであって、
自らの意志で「育った」のでは無い。
確かにある程度の手助けは必要なんだけど加減の問題。
俺が育てる野菜はエリートじゃなくてイイ。
なるべくやりたいように育ってもらって、
出来れば長所をガンガン活かしてもらって、
次のイノチを生み出していってくれればイイ。
エリートだろうが、落ちこぼれだろうが、
要は人間性の問題だよね。
農で言えば「野菜性」「植物性」の問題。
収穫量はそんなに問題ではないんだよ。
君は女性を胸のカップサイズで判断するのかい。
…と、
何気にニンニクサイズに対して感想を言っただけだったのに、
ガンガンに反論されてしまいました。
ニンニクが小さかったのがよほど悔しかったのでしょう。
小さい男だなぁと思いました。