20081128

貧乏、戦争そして国について

あのさ、俺って貧乏じゃん。
それはわかるでしょ。

はい、勿論わかりますよ。

んで最近思うわけよ。
みんな貧乏になればいいなって。

急に何を言い出すかと思いきや、そんなワガママですか。
好き好んで貧乏になりたい人などいませんよ。

そりゃそうだけどさ。
でもかなり広い視点で考えるとだよ、
今、日本って借金いっぱいあるじゃん、国債。
税収じゃ全然ダメなんでしょ。
そのせいで日本も景気悪かったりするじゃん。
だったら国民みんなでよ、
自分のお金、国にあげちゃえばいいじゃん。
つまんない趣味に金使ったり、貯金しないでさ。

いや、それは明らかに無理でしょう。

なんで無理なのさ。
自分の国のためだよ。
ちなみに太田くん、
キミは日本とどっかの国が戦争するってなったら行く?

いや、絶対行きたくないです、行きません。
自衛隊に任せます。

ふーん、やっぱそうか…
戦争に負けて奴隷になるとしても?

うーん… そうですねぇ…

だったらこれからもずっと変わらないよね、
この国も、社会も、人も。
ガソリンが値上がりしてブーブー言ってるだけで、
原子力発電に反対デモするだけ。
国や企業に守られてるくせに文句は言うでしょ。
命はおろかお金も投じれないのにでしょ。
ホントに身を削って戦わなきゃどうにもなんない。
戦うにも兵隊がいなきゃ勝てない。
武器がなきゃ勝てない。
そんで俺はまず農業で食いもんを作ることにしたわけ。
腹が減っちゃ戦はできないだろ。

ところで余一氏。
あなたは戦争に行くのですか。

うーん、ぶっちゃけ行きたくないね。
でも守るものがあれば行かなきゃなんないね。
行って敵をやっつけまくるよ。

まぁ今、力がない俺が出来ることは、
まずこの片田舎で「俺の国」をつくることかな。
桃源郷って憧れてたんだけど、
そんなのどうも無さそうだから自分で作ってみるよ。

なるほど。
でも私、あなたの国の国民にはなりたくありません。
奴隷のように働かされそうです。