20120414

意外に考えてる男

この日の余一氏はyamaanLODGE内部に。
連日加工していた極太角材のいくつかを搬入、仮置きしてました。

そしてしばらく腕組みをしてシンキングタイム。

どうやらこの一角に何か作るようです。

重厚感がある極太角材。
どのようにその姿を変えるのか楽しみです。

そして意外にもこの男、無駄がありません。
作業場で出るオガクズをロッジ前の花壇予定地に撒きます。

木屑には土にとって良い菌が付くんだよね。
匂いも良いし。
燃やせばただの灰になっちゃうけど、
こうすれば土壌改良に役立つ。


ほんとこの世にゴミなんて無いような気がしてくるよ。
全てがこの地球を作ってるひとつの要因で、
お互いを補い合ってる。


普段、食べ物を食って俺を補ってくれてる自然。
逆にこっちも補ってあげないとね。
そうしないと最終的に自分に返ってくる。
自然が弱まる事は人間が弱くなることでもあるんだ。

たかがオガクズひとつでここまで弁を振るえるとは。
ある意味とても感動してしまいました。

20120413

角ノミまで登場

毎日、極太の角材と格闘している余一氏。
この日は角ノミという電動機まで出してきました。

丸ノコが届かないような部分を加工したいのでしょう。
たしかに木材を横に両断するならまだしも、
この長い縦の直線を手ノコで切るのは無理です。

角ノミのドリルと刃。
これがダダダッと木材の奥深くまで潜ります。
パワフルです。鋭利です。 怪我に注意です。

かき出されるオガクズも半端ないです。
なんか勿体ないですね。

これはこれで使い道があるよ。
ある程度たまったらyamaanに持って行くんだよ。

と余一氏。
またもや答えを明かさない嫌らしい言動でした。

20120412

極太な角材を切る

数日前のレポートです。
余一氏、ひたすらノコギリでギコギコしております。
 
それにしてもかなり大きな角材。
丸ノコの刃でも途中までしか切れないそうです。

丸ノコで角材を表裏から切っても3分の2までしか切れてない。
残りはどうしても手ノコで切らなければいけない。
これまで一瞬で両断できてたものが、平気で15分かかるよ。
腰にくるね。

と余一氏は疲弊しながらおっしゃっていました。

一辺が175〜180mmもあるこの角材。
ノコギリの刃もほぼすっぽりです。

しかも古くて小さいノコギリなので効率が非常に悪いです。

普通の角材と比べると一目瞭然。

こんなふうな加工をするのにも30分以上かかるときもあります。
運悪く、木の節(ふし)部分に当たっては大変。
異常に固いらしく、なかなか切り進めれないといいます。

それにしてもこの極太の角材を使って何を作るのでしょうか。
とにかく有益なものを作って欲しいです。