20080710

松の剪定スピードアップ

松の剪定3日目。
ここで余一氏の剪定スピードが劇的にアップしました。
だいぶコツを掴んだようです。
今日は修一郎さんと一気に4本の松を剪定。
まぁ昨日までの一本松がデカかったというのもありますが、
この4本というペースは早いかと思われます。

要領を掴んできたよ。
もう何にも考えなくても手が動く。
松の葉を詰めててあれ?っていう違和感があったりする。
よく見るとその奥の枝がおかしなことになってる。
だからその枝をバチーンって切るわけ。
この違和感を感じれるのが「職人」って感じだよね。

まだ庭師入門そこそこで何を調子に乗ってるのかこの人は…
しかし、庭師のアビリティ、新たに「松の剪定」をラーニング。

さぁ皆さんもラーニングしてみましょう。
まずコチラの松の木の画像。
剪定前です。

んでコチラが剪定後。
なんかスカスカで寂しいような気が…

しかしこれが秋になるとカッチョ良くなるのです。
松の葉の芯を詰めることによって、
屏風(ビョウブ)や襖(フスマ)に描かれるような、
そりゃ風流なシブい松に変わるのです。
ただし手入れを怠ると枝が暴れたヘンテコな松になります。

これぞジャパニーズ・トラディショナル・セレブ(J.T.C)の贅沢…
その贅沢を味わうために J.T.C は庭師にお願いするんですね。