20080730

久々田んぼに出動

今日の余一氏の装備です。
異常なまでに撮影拒否されましたが、なんとか撮影に成功。
本人は今日の作業がかなり嫌いみたいです。

久々登場の修一郎さん。
機械に何か怪しい粉を補充しています。
すでに粉まみれの修一郎さん。

機械が動き出し、いざ田んぼへ。
そうです、今日は農薬の散布です。
余一氏はまたも撮影拒否。
画像は修一郎さんです。

帰り道のトラクターの荷台から撮影した修一郎さんの背中です。
農薬にまみれた背中がなんとも言えません。

こりゃ今の農業界を物語っている写真だね。
農家は農薬を背負わされている。

余一氏はみなまで語りませんでしたが、
確かにこの農薬、決してイイものには思えません。
この農薬の成分表を見てみると…

・塩基性硫酸銅 9%
・鉱物質微粉、凝集剤など 91%

確かにコレを田んぼに撒けば害虫も死ぬし、病気もつかない。
しかし毎年コレを撒き続ければどうなる。
ここの土にこのクスリが染み込み、堆積する。
金属・鉱物性のクスリだしね。
稲はそれを吸って育つ。
さぁ、そこで穫れた米は果たしてカラダに良いのかな。
害虫もろとも益虫を殺して、虫も寄り付かない田んぼ。
稲の病気からは守ったが、それを食べた人の健康は守れるのか。

知ってしまうと怖い世界。
私たちは何を食べればイイのでしょうか。

確かに「知らない」ってのは怖いねぇ。
「知る」ってことも怖いことだけど。
まぁ、俺らもちょっとずつだろうけど、
農薬に対する抵抗力がついてると思うよ。
今に始まったことじゃないしね。
クスリにはクスリを。
クスリによって惹き起こされた病気を、
クスリでもって制しようとする現代人。

それは言えてるような気がします。
ならば余一氏が生きる道とは。

もちろん「ノンお薬道」さ。
クスリにはクスリを、ならば、
クスリいらずにはクスリいらずを、ってこと。
つまり最初から何もいらないってことだね。

なんとトンチの利いた理論でしょう。
「目には目を」の「目」が無いのであれば、
それに対する「目」もいらないという理論。
ちょっとアッパレかもしれません。

でも俺、漢方薬は結構好きだよ。
あれはなんかスピリチュアルだし。
仙人のワザって感じがするし。
すり鉢で薬草を擦るなんてかなりシブいし。

うーん、余一氏という人はよくわかりません。
クスリって何でしょう。
余一氏って何でしょう。