20100620

スギナ&クローバー・ダイ

こちらは2週間ほど前のyamaanの様子。
先日のラウンドアップ作戦が功を奏し、枯れてきたスギナ。

そんなスギナの草原の中でひとり、頭を抱えている男が。

それもそのはず、
スギナから守ろうとしていたクローバーが枯れ始めています。

おそらくスギナに散布していたはずのラウンドアップが、
クローバーにも飛散して付着してしまったんでしょう。

しかし彼は意外にケロリとして苗の植え付け作業をスタート。

クヨクヨしない。
スギナは今後さらに薬が効いてきて、
そのうち壊滅状態になるだろう。

クローバーはその代償になったのかもなぁ。
肉を切らせて骨を断つ。
クローバーを枯らせてスギナを断つ。

そんなことを言っていた余一氏ですが、
もともとはクローバーの生長を促すために、
スギナを枯らす計画だったはず。

うーん、本末転倒です。

そんな中、この日はマメ科(大豆、黒豆、茶豆)を植え付け。

周りに敷いてあるのは枯れたスギナです。

これは堆肥にもなるし、
苗周囲の土壌を乾燥から守ってくれるんだよね。

スギナの死をムダにしない。
自然にできる良い土というのは、
そこで生きたたくさんの亡骸が堆積されてるんだ。
これはその第一歩。

その場所で起こる、ありとあらゆる生命の循環の中に、
俺が食べたい野菜をちょっとお邪魔させるというか、
仲間に入れてもらうんだ。

そのためにはやはり耕してしまってはいけない。

耕してしまうとその循環を止めてしまうことになる。
つまり外部からの肥料がたくさん必要になる。
俺は肥料を買う金が無いから、やっぱりこの道を追求したいね。

でもこうやって一株ずつにこうやってあげるのは結構な手間…
だけどそこは愛情をもってやってあげたい。

この日は珍しくちょっとカッコイイことを言っていました。