20130702

余一氏単独行登山「八甲田山」前編

まだまだつづくと思われる余一氏の単独登山記録。
昨日レポートした梵珠山の次はすかさず八甲田山へ。

八甲田山連峰の中でも一番人気を誇る「大岳」を目指します。

残雪著しい登山道。

中にはこんな雪渓も越えなければいけません。
滑り落ちたらどうするつもりなのでしょうか。

硫黄のガスが漂う地獄沢。
火山ガスの影響で植物が生きれないこの場所、
この世の風景とは思えませんね。

仙人岱と呼ばれる昔は湿地帯だった場所。
昔、八甲田ロープウェーの完成とともに急増した登山客により、
この湿地帯は無くなってしまったらしいです。

山ではちゃんと登山道を歩きましょう。

大岳の裾に広がる大きな雪渓。
この雪の長い登りはなかなかにキツかったと余一氏は言います。

岩がゴロゴロするガレ場をひたすら登ると山頂はもうすぐ。


もちろん、途中の祈願も忘れません。

そして山頂に到着。
ガスが立ちこめていてあまり良い眺望は得られませんでした。

雲の切れ間から隣りの山々を見る余一氏。
っていうか何だかリュックが大きすぎませんか。

ここで終わりと思いきや、まだまだ歩く余一氏。

さらに奥の井戸岳も登頂。

さらにさらに赤倉岳も登頂。

八甲田山に午後から登った余一氏。
日が傾きかけたとき、とある湿地帯観測所に到着。

大胆にもテントを広げて一泊です。
道中、2カ所も山小屋があったのにこんなヘンな場所で寝るようです。

多分、独りになりたいんでしょう。
単独行タムラヨイチのエゴです。

テントの後ろにはこの日登った大岳、井戸岳、赤倉岳が見えます。
ひょっとするとこのロケーションも狙いなのでしょうか。
彼ならあり得ますね。

翌日は八甲田山を下山します。
お楽しみに。