20110318

作業再開

地震後、電気が復旧した途端、作業場から機械音が。

早速、この男は大工仕事をしております。
グラインダーで窓枠らしきものを削っていました。

こんな状況でできること、
それは「日常」を回復させること。

現状に喜ぶでも焦るでも悲しむでもなく、
ただひたすら元の生活を続けること。

そんなことを虫のような顔装備で言っていました。

そんな彼の「日常」は今日も、窓を2つ作り出しました。

どこかで壊れるものがあって、
どこかで作られるものがある。
それが自然の森羅万象。
その螺旋に人間も例外無くぴったりとハマって流れている。

いつまで慌ててるつもりだ、いい加減に腹をくくりたまえ。
ガツンと貴重な日常を、思い切り粗末に生活しなさい。

意味はよくわかりませんが、
私はどうやら覚悟を強いられているようです。