20101102

余一氏の窓づくり

余一氏のお友達紹介コーナー、
まだまだ続くのですが、ここで一度ブレイクタイム。

ある日の昼下がり、
不審な機械音が聞こえてきたので外へ出てみると、
案の定、余一氏が何かを製作中でした。

様々な工具をぶっ散らかしております。

何とか今年中にさ、
yamaanに小屋を建てようかなと思ってさ。

「yamaanLODGE」(ヤマーン・ロッジ)だ。

今こうして、廃材から窓を作っているところ。

ガラスは、よくあるガラステーブルの天板。
これはなかなかに厚くていいんだ。

でも、カドが円くなってるから、
木枠に深くはめ込まなきゃならない。

ちょっと苦戦中だよ。

と語る余一氏。

先日の「ガラスとにらめっこ」はコレのことだったようです。

小屋を建てるとか言う話は聞いていましたが、
まさか窓まで自作するとは思いもしませんでした。

そんな限りなくゼロからに近いスタートから、
果たして小屋など建てれるのでしょうか。

木枠にガラスがはめ込まれると、不思議と窓に見えてきます。

さらには開け閉めができるよう、金具まであります。

余一氏に恐る恐る聞いてみました。
以前に建物を建てたことはあるのですか。

無いよ。
これが処女作になるね。

そこら中に建築物はたくさんあるわけで、
それを作った人たちも大勢いるよね。
んじゃ、俺にだって出来るよね、きっと。

職人技を競わせたら確実に負けるけど、
要は簡単に壊れないような感じになりゃいいでしょ。

んでもって、風雨から守ってくれてさ、
自分が愛してやまない建物になれば言うこと無し。

雨漏りしたら補修すりゃいい。
ちょっとずつ出来上がっていけばいいって思う。

そうやって「家」ってものを覚えていくんだろうね。

またまたパワーアップしちゃうな、俺。

そう自分に酔いしれていた余一氏。
しかし現実は、窓づくりで苦戦する建築素人。

悪寒が走るほどの夢見がちな33歳です。