余一氏のお友達紹介コーナー、
まだまだ続くのですが、ここで一度ブレイクタイム。
不審な機械音が聞こえてきたので外へ出てみると、
案の定、余一氏が何かを製作中でした。
何とか今年中にさ、
yamaanに小屋を建てようかなと思ってさ。
「yamaanLODGE」(ヤマーン・ロッジ)だ。
今こうして、廃材から窓を作っているところ。
ガラスは、よくあるガラステーブルの天板。
これはなかなかに厚くていいんだ。
でも、カドが円くなってるから、
木枠に深くはめ込まなきゃならない。
ちょっと苦戦中だよ。
と語る余一氏。
先日の「ガラスとにらめっこ」はコレのことだったようです。
余一氏に恐る恐る聞いてみました。
以前に建物を建てたことはあるのですか。
無いよ。
これが処女作になるね。
そこら中に建築物はたくさんあるわけで、
それを作った人たちも大勢いるよね。
んじゃ、俺にだって出来るよね、きっと。
職人技を競わせたら確実に負けるけど、
要は簡単に壊れないような感じになりゃいいでしょ。
んでもって、風雨から守ってくれてさ、
自分が愛してやまない建物になれば言うこと無し。
雨漏りしたら補修すりゃいい。
ちょっとずつ出来上がっていけばいいって思う。
そうやって「家」ってものを覚えていくんだろうね。
またまたパワーアップしちゃうな、俺。
そう自分に酔いしれていた余一氏。
しかし現実は、窓づくりで苦戦する建築素人。
悪寒が走るほどの夢見がちな33歳です。