何やら見慣れないティーセットが。
そして部屋の中がいつもと違う芳香が漂っています。
いつになく真面目な表情です。
茶こしやティーカップの中を注意深く見つめています。
どうやらただの休憩、ティータイムには見えません。
何かを書き込んでいます。
静かに…
いま審査中なんだ…
と余一氏。
なるほどどうやらハーブティーの試飲のようです。
本人は「採点」と言っていましたが、
この用紙には点数は書き込まれてはおらず、
「スースーする」とか、感覚的な言葉が連ねてありました。
先日の乾燥していた草は、これに使うハーブだったのですね。
これはジャーマンカモミールというハーブで、
まるでリンゴのような甘い香りがしていました。
少し私も飲んでみようかと思いましたが案の定、
余一氏からその許しは得られませんでした。
お前は「ハーブ」ってキャラじゃないよな。
そういうとてもくだらない理由でした。