20100929

稲刈り終盤

先週末の模様です。

田村家の稲刈り、
土壇場で修一郎さんの決断が180°変更され、
広い田んぼはコンバイン業者を頼むことになりました。

従ってあと田んぼ1枚の稲刈りを残すのみ。

田んぼへ向かう田村ファミリー。

例年通り、稲刈り機(バインダー)の操作は祖父の修一郎さん。

余一氏の仕事は、
刈られた小さな稲束をまとめ、さらに大きな束にしていくこと。

いつものことですが余一氏はこういう作業時は軍手をしません。

稲わらは皮膚とこすれるとすごくかゆいし、ヒリヒリする。
だけどこの感覚というか、稲の反撃というかを、
ちゃんとこの体に刻みたい。

稲の方はぶった切られてるわけだからね。
こっちが無傷でのうのうと収穫するのは悪い気がするんだ。

これでフィフティ・フィフティだ。

という理由のようです。

大きく束ねた稲はさらに天日干し場所まで運ぶため、
トラックに積み込まれます。

そして徐々に田んぼは殺風景になっていきます。
あの水で溢れていた瑞々しい田んぼが懐かしくもあります。