彼は旅立つ前にまた新たな発明をしておりました。
例の羽虫の幼虫をやっつけるべく、
前回に引き続き、その名も「ハムシキラーDX」(デラックス)。
今回はバイオレンスに叩き潰す作戦から、悶絶させる作戦へ変更。
原料は木酢液らしいです。
余一氏の実家の薪ストーブ煙突から滴る黒い液をひそかに採取。
まずは臨床試験といったところ。
対象に木酢液を浴びせ、その後の動向を見守ります。
ついでにジャガイモの葉につくテントウムシにも噴霧。
さてどのような結果になったのでしょうか。
うーん、テントウムシには効いたんだけど、
ハムシの方にはどうやら効いてないっぽい。
一瞬、ウギャーってなるけど死ぬような感じにはならない。
ちくしょう、やっぱりEXでなんとかするしかないか。
と余一氏は噴霧しながら憤怒しておいででした。